今回も前回に引き続き、懲りずに長文です。。。
まず、130日目にして初めて、この先生のもとで
治療を続けていこうと、ようやく決心することが
できました。
それは、今日の診察の会話の中で、先生が
私のことを、私以上によくわかってくれているという
ことがわかったから。
それは、親にでさえも、きっとわからない
プロだからこそ見抜いてくれて、今の私に一番必要な
言葉(アドバイス)を与えて下さったのが
本当にとてもよくわかったから。
今は、36kgだった体重が一気に43kgにまで
増加(というより回復;)したことに大きな焦りを感じ、
そのことを物凄く気にして、この勢いでこれ以上体重が
もうこれ以上増えないように絶食したり、
あるいはその逆に疲れや空腹のストレスの反動で、
チョコレートやクッキーといった
お菓子ばかりを食べてしまう・・・。
その上にご飯なんて食べたら体重増加は目に見えているから
ご飯は一切食べないで、サプリで補っている・・・。
そのせいで体力は落ち、疲れやすくなり、
益々そういった無茶苦茶な食生活を送ることを
自分でも「良くないこと」だとわかっているし
人に話せば必ず
「ちゃんと栄養のあるものをきちんと食べなさい!
そして規則正しい食生活をしなさい!」
って言われるに決ってる。
私だってそれくらいわかってる。
でも、だからといって、規則正しい食生活をきちんと行い
そうすることによってどんどん増えていく体重や
甘いものを控えることの方が、今の私には物凄い
ストレスになってしまう。
こんな風に、今までずっとずっと、何事にも
こうすることが「良いこと。正しいこと。」で、
こうすることが「悪いこと。間違っていること。」
だと白黒ハッキリつけてきたし、時には
親や、他人にからまでもつけられてきた。
本当はしたくないことでも自分の欲望を抑えて
「正しいこと。良い事。」をした時には、
満たされなかった自分の本当の欲望に
後で大きな大きなストレスを感じ、
あるいは「悪いこと。間違ったこと。」をした時には
その生真面目さ故自虐的になって、自分を責めに責め
そしてやはりそれもストレスに変わった。
良いか悪いか、白か黒か…
小さいときから厳しく善悪を教えられてきたのが
癖となってしまったのか、そういうふたつに、
『○か×か』というふたつにひとつしかない考え方で
生きてきた結果、自分の『悪』の部分への
自責の念の限界と、誰かに頼ること、息を抜くことの
出来ない性格と、大きな心のよりどころを失った
大きな大きな喪失感が引き金となって
こんな病気になってしまった。(・・・らしい。)
最初はうつ病という病気を、一応理解はしていたつもり
だったけれど、まさか自分自身に関わる病気だとは
思わなかったから、最初は一体何がどうなってるのか、
何を頼りにしたらいいのか、何をどう信じたら良いのか、
本当に薬で治るのか、ここの病院でいいのか、
この先生の看立ては正しいのか・・・
右も左もわからない、何の理解も納得も出来ず
手探り状態で流されるまま流されて、ようやく
『今日』という決定的な日に流れ着くことに
なったんです。。。
先生の言葉・・・
「自分が絶食して体重計の数字に満足するなら
その時はそれでいいんじゃない?
ご飯が食べたくなくて、甘いものが欲しければ
お菓子ばっかり食べて、自分がその時に
リラックス出きるならそれでいいんじゃない?
それが「いけないことをしてしまった!」って
悪に思うことはない。
それで体力落ちて倒れたら、入院すればいいことだし。
今はまず、身体以上に、精神的な面を健康に
戻すことが先だから。
心が健康になれば、自然と肩の力も抜けて
「まぁこれくらいいいか。」
って思えるようになるし、そうやってリラックス
した生活を続けていけば、
自分を苦しめているあらゆる面での生真面目で
律儀で頑ななこだわりも抜けて心がもっと
自由に楽になるから。
カウンセリングを勧めたのも、「必ず行きなさい!」
って言ったんじゃない。
カウンセリングを受けることと、薬との併用で
心のリラックス効果が、グンと早まるから
それで勧めたんだよ。
あなた、ホントに重症だからね。
ホントに苦しんでるからね。
ここまで物事を律儀に考えて生きてる人って
本当に珍しいからね。
ここにくる患者さんの中でも、あなたは本当に
珍しいくらい自己犠牲の激しい人だから。
それだけ周りに気を使えるということなのだから
それは決して悪いことではないけれど
自分を犠牲にしてまで、自分を苦しめてまで
周りに対していい人間でいようすることはない。
おまけに生き抜きの仕方もわからない、不器用で
厄介なあなただからね。
だから、そんなあなたを少しでも早く楽に出来る方法を
提案しただけで、経済的にそれが許されないのなら、
あとはもう薬でゆっくり焦らず治療していきましょう。
心の癌は治らないって言ったけど、今の生活環境を
変えることで、あなたの心の癌は取り除かれる
可能性もかなり高いから。
今はそれも無理だというのなら、その時が来るのを
待ちながら、長い目で心の疲れを癒していきましょう。」
今日、病院に行くまでは、もう全てを諦めそうになっていた。
カウンセリングを受けられる程のお金もなくて、
毎週毎週通う通院費用や薬代だって、
消してバカにはならない。
カウンセリングを受けないければ心の病が消えないなら
いくら薬を飲み続けていても、意味がない。
だったらもういっそ、薬を飲むこともやめて
死ぬまで、この心の病に耐えながら生きていこう。
これからの自分の人生に希望を持つことなんてやめよう。
どんなに拒んでも嫌がっても、無常なまでに『明日』
という日は必ずやってくる。
そんなこれからの日々を、ただただ無心で生きていこう。
そう思い始めていた。
その矢先、
いつもの明るくて軽いノリの先生の、でもいつもより
今の私に本当によくわかるような言葉で丁寧に
時間をかけて話してくださった。
今まではきっと私自身が先生を信頼できていなかった
んだと思う。
あの独特な軽いノリをどこか信頼できず、疑って、
この先生だけを信じていいのか
他の先生ならどうなのか・・・そんな風に思いながら
話を聞いていたから。
でも、先生も言っていたけど、
「あなたみたいな患者さんが、マニュアル通りに
診断を下す真面目なお医者さんにかかったら、
それこそ生真面目に色々な規制をされて、
益々辛かったかもしれない。
僕も、それまでは規制必要だと思ったから
のた打ち回ってでも我慢しなさいなんて
言ったけど、あなたの経過を診ていきながら
善悪を判断した上で、今は身体の心配以上に
精神面の方が重要だと判断したから。
正直言えば規則正しい食生活をして欲しいところだけど
今のあなたにはそれさえ心の疲れを増幅させることに
なると判断した上でのアドバイスだからね。」
先生を信頼出来るまでにかかった日数130日。
診察回数21回=先生と会って、他人にも言えない
自分の心の中のことや出来事をさらけ出して、
21回目にしてようやくです。
人を簡単に信じない。人に簡単に心を開かない。
相手がお医者様だったからこそ、信頼するのに
かかった時間が早かったのか遅かったのか
わからないけど、でもどっちともいえる、
そんな私らしい時間だったかな?って思いました。
そして、今まで1回1回一生懸命診察して下さっていた
先生に対して、信頼していなかったことを
心の底からお詫びをしたい。
これからはきっとこの気持ちの変化が大きな好影響を
心にもたらすんだと思います。
だから、これからは今までとは違う気持ちで
薬を飲み続け、通院し続けて、先生を頼りに
気長にのんびりゆっくり前へ前へと進んでいきます。
「波はこれからもまだまだあるからね。
今、気持ちが無気力で沈んでるのはウツの波の
最中ってだけのことだから。
今は心が疲れを癒そうとしてるところだから。
気にすることないよ。
少しずつ波も小さくなっていくからね。」
そう言われて本当にホッとした。
ここずっと心の調子が良くなくて
やっぱり薬じゃダメなんだって思って
落ち込んでたから。
今度の診察は13日の金曜日、PM7:30に予約。
火曜日と金曜日はPM8時まで診察してくれるので
その時仕事で6時半に帰れる勤務だったら
わざわざ休日に出かけるより
仕事の帰りに寄った方が楽だから。
「夜遅くなるとジェイソンが出てくるかも
しれないからね^^
それじゃ、来週の夜は特に気をつけて^^」
って笑顔で診察室の出口から見送ってくれた先生でした。
ありがとう、先生。
これからもどうぞ宜しくお願いします^^*