今週はまた一気に落ちた1週間だった。
本当にサイアクな1週間だった。
仕事が続いてクタクタだったせいもある。
ムリして明るく元気に振舞えば振舞うほど
その後のリバウンドは大きい。
夜は今やレスリンがないと、眠れなくなってしまった。
そして今週は何故か5時間で目が覚めてしまう。
夜11時に眠りに就いた日には、4時にはもう
目が覚めてしまい、それからちっとも寝付けない。
そんな睡眠時間の不足による疲れもあったのかもしれない。
薬は毎日欠かさずキチンと飲んでいる。
「なのに、どうしてこんなに精神状態が酷く浮いたり、
沈んだりするんですか?」
と、先生に訊いてみた。
「薬はただ、セロトニンのとアドレナリンの分泌の
調整をして、精神をニュートラルにする為のものであって
あなたの抱えている『心の寂しさ』を改善するものじゃ
ないんだよ。
きっと今週は薬でも抑えきれないくらい
ムリして精神を酷使したんだね。
とりあえずよくこの1週間頑張って生きたね。」
そう言ってくださった。
先生は、私の心に出来てしまった大きな『寂しさ』を
有名人が自殺する動悸となる『寂しさ』と同じような
ものだと言われた。
他人は所詮その人の『外見』しかみていない。
例えば、アーティスティックな部分や
美しい容姿、いい仕事ぶりや、学業成績の良さ・・・
そういうものを見て人はその人のそういう部分に
惹かれたり、褒め称えたり、そして継続に期待する。
そんな風に周りからもてはやされると、自分自身が
その期待に応えることに必死にならざるを得ない
状況に陥ってしまうこともある。
常にキレイでいなくちゃ、認めてもらえない。
常にいい作品を生み出していかなくちゃ
人はあっさりと自分から離れていってしまう。
飽きられてもしまう。
人の心は移ろいやすい。
今年海外のトップスターが突然自ら命を断ったのも、
結局は、彼女の『容姿』や『演技』という
仕事面だけしかみてはいないスタッフしかいなくて
『本当の自分』を見守ってくれる人が
『本当の自分』を理解してくれる人が
一人もいなくて、心の支えになる人もいなくて
『期待され、イメージを作り上げられた自分』を
たった一人で演じて生きていかなくちゃいけなかった。
きっと、誰か一人でも彼女の心を理解してくれる人が
いてくれたのなら、こんなことにはならずに
すんだのかもしれないって、今の私はそう思えて仕方がない。
だとしたら、彼女は今の私、そのもの。
勿論、私は平凡な庶民だから、彼女のそれとは
桁違いなのはわかっているけれど・・・。
周りの人が持っている私へのイメージ。
それに惹かれてくれてることはこの上ない有難いこと。
でも、それは本当の私?
『いつも優しくて、穏やかで、一緒にいるだけで
心が和む人』
そう思ってもらえることはとても光栄なことだし
相手が私と一緒にいて優しい気持ちになれるなら
私はどんなに自分の心の中が荒んでいても、
相手のイメージに応えよう。。。
でも、本当は・・・
本当は・・・
確かに私は昔から、どちらかといえば
年上の人から好かれる方で
年下の私をチヤホヤと可愛がってもらってきた。
たった一言二言、言葉を交わしただけで
気に入られて、
『育ちのいい家庭で育った何の苦労も知らない女の子』
というイメージがなぜかいつも付きまとった。
それは確かに光栄なことでもあり、
反面、本当は決してそんなんじゃない自分に
戸惑いを感じた。
私の半生を語れば、きっとみんな驚くに違いない。
平々凡々とした人生とは大きくかけ離れている。
ましてや、今となってはこんな病にまで犯されて・・・
きっと他人には想像も出来ないでしょう。
もともと私は一人が好き。
『知人』と呼べる人は沢山いても、
『友達』と呼べる人は果たして何人いるか・・・。
それも、私の全てを知っている人はこの世に
一人もいない。
ただ、みんなそうなのかもしれないけれど。
でも、人には大抵心のパートナーと呼べる人がいる。
それは、親友であったり、恋人であったり、
夫婦であったり・・・
私にはそんな相手がいない。
それが今の私にとって一番辛い。。。
人になかなか心が開けない私がやっと恋をして
心を開き、支えになってくれようとした人。
長年『いい子』を演じてきた私の心の中で燻っていた
人生への空しさや、寂しさが
私はその人との出会いによって、生きる喜びを知り
感動を沢山もらった。
それは確かにとても困難で切ない関係ではあったけど
私はその人を心の支えにして生きることが出来た。
だけど、所詮お互い他人同士。
結局は自分が一番大切で、私の心の支えだった人は
私を知っていく毎に、少しずつ、少しずつ
遠ざかっていってしまった。
それが、私がこの病気になったきっかけだった。
彼にとって私のこの『気難しさ』が魅力だったのも
時の流れと共に『鬱陶しさ』へと
変わっていったのでしょう。
それは仕方がないことだと充分承知している。
もともと
『変わり者で、気難しいところが魅力的な女性』
だと言われた時点で、それを信じた私が浅はかだった。
そして私はまた『本当の私』ひとりぼっちになった。
きっとこの先、私の全てを受け入れてくれる人なんて
現れないんだって思う。
うつ病になってしまうくらい、相手を頼ってしまう
私を支えられる人なんていないし
その前に、もう人を信じることなんて
怖くて出来ない。
またこんな思いをするのなら、もう誰も信じないでいたい。
今度こんな思いをする事になったら、きっと私は
死を選ぶ。それも無意識の中で・・・
「人は人の中身までみてないものだよ。
自分を愛してあげられるのは、
自分自身だけなんだから。
特にあなたは奇特なくらい
真面目で純粋すぎるから。
今の時代についていけなくて
苦しいよね。
うん。
本当に苦しいと思うよ。。。」
と、先生は私に言って下さった。
それだけでもわかってもらえただけで、
また涙が溢れて止まらなくて・・・。
ほんの少しだけの安心と
ほんの少しの嬉しさで、涙が止まらなくて・・・。
今でも思い出すとまた涙が止まらない。。。
今の私は自分の為になんて生きている気がしない。
ただ、家族と親戚の人達と仕事関係の人達に
迷惑がかからない為に、ただ、その為だけに
生きている。
私は自分の人生を生きてはいない。
私の人生はもう死んだと同じ。
そんなわけで、今夜からまた新しい薬が追加された。
今回とうとう初めて睡眠薬が出された。
『ベノジール』という薬。
丁度明日とあさっての週末は珍しく仕事がお休み。
なので、とりあえずこの2日間だけ、この薬を飲んで
しっかり休養しよう。
しっかりねむれたらいいな。
朝も、昼も、夜も、朝も。。。
もう何も考えなくてもいいくらい、ずっと。。。
無心のままずっと。。。
気がつけば、8月も今日で終わり。
あと4ヶ月で今年も終わる。
今年も終わる。。。